住宅再建共済制度 県が見直し検討 大上和則 兵庫県議 丹波篠山市

丹波篠山市

住宅再建共済制度 県が見直し検討

 先月の8月25日、丹波篠山市と丹波市付近で1時間に約110ミリという記録的短時間大雨が観測されました。気象庁によれば数年に1度しかないような短時間の大雨とのことで、土砂災害や浸水、洪水の発生を危惧して気が気でありませんでした。
 近年は、いつ、いかなる場所で自然災害が起こっても不思議ではありません。「備えよ、常に」の心がけが大切で、本県では安全安心を重視した「兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)」が誕生しました。加入していれば自然災害で被害を受けた住宅や家財の再建に給付金が支給される制度で、負担金は住宅再建が年5000円(建築・購入600万円、補修50~200万円、その他10万円支給)、家財再建は年1500円(住宅再建とセット加入で年1000円、家財購入・補修で15~50万円支給)です。丹波篠山市内の加入率は12.7%となります(令和7年3月末現在)。

まもなく中間報告、11月に最終報告

 しかし県は同制度の必要性を含めたあり方を検討するとして、令和7年4月1日から新規加入の受付を停止しています。南海トラフ巨大地震で給付金に充てる積み立て資産が不足する懸念、保険制度を県独自で運営する必要性、将来の財政的負担リスクなどが背景にあるとし、9月に中間報告、11月に最終報告を取りまとめる見通しです。阪神・淡路大震災の経験と教訓が生んだ本県独自の備えの制度だけに、今後の展開を注意深く見守っていきます。

【兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)サイト】
フェニックス共済(兵庫県住宅再建共済基金)


2025/9/3投稿