令和7年9月定例会 一般質問に登壇 大上和則 兵庫県議 丹波篠山市

丹波篠山市

9月定例会で一般質問に登壇!

 県議会の令和7年9月定例会(第372回)で26日、一貫質問に登壇しました。通学路の安全確保、災害の未然防止につながる森づくり、農地に水を届けるパイプラインの老朽化対策など丹波篠山の諸課題に直結する6項目について質し、解決策を提案しながら県当局に対応を求めました。
 主な質問と県の答弁の概要は次の通りです。

篠山東中学校付近の歩道 安全対策が急務

▶大上質問
篠山東中学校から東隣の工業団地付近は交通量が多いものの、歩道の幅が十分に確保されず、生徒や住民の安全確保に不安の声があがっています。特に朝の通学時間帯は事故に繋がりかねない状況が続いています。のり面が草に覆われると実際の道幅はさらに狭くなり、除草作業の負担を考えると整備の方向性を検討する必要があるのではないでしょうか。
▷県当局
工業団地前の歩道が狭い約200m区間は、用地買収を行わずに歩道を拡幅する計画で、来年度には工事着手する予定。除草など維持管理コストを軽減するため、路肩部分にコンクリート施工するなどの対策を実施する。
▶大上コメント
地元の事情を理解した前向きな答弁をいただき、感謝しています。工事が完成するまでの間、危険な箇所には看板を設置して注意喚起を促す必要があります。

循環型林業へ造林に公的支援を

▶大上質問
森林の手入れ不足によって、土砂災害や河川氾濫などの災害リスクが高まります。重点整備や防災機能を高める地域ごとの施策を展開する必要があります。
▷県当局
手入れ不足の高齢林が多い但馬や丹波地域などで、県が主導して地域の森林を一体的に整備するプランを提案する新たな仕組みを検討している。
▶大上コメント
主伐しても再造林しない森林が増えています。コスト面の課題が背景にあり、1ヘクタールあたりの造林費用はおよそ300万円にのぼると言われ、個人負担では非常に厳しいです。公的支援の導入を視野に入れてはどうでしょうか。

農業パイプライン 機能診断と保全計画が必要

▶大上質問
農業パイプラインは、作物の安定的な栽培に欠かせない重要な施設ですが、老朽化による機能低下で農業用水の安定供給に深刻な影響を及ぼす懸念があります。丹波篠山市内でも昨年8月、ダム水路からの漏水で市道が冠水、陥没する事故がありました。農業パイプラインの現況を把握する機能診断や、その結果を踏まえた計画的、効率的な機能保全計画を策定すべきです。
▷県当局
目視が難しいパイプラインは劣化状況の診断が困難で、機能保全計画を策定せずに破損するまで使用しているのが実情。昨年度にパイプライン設置後約30年が経過した地区で調査したが劣化はほぼ進行しておらず、コストをかけて調査をしても劣化予測を立てることが困難と判明した。対応年数などに基づいた機能保全計画の策定を支援していく。
▶大上コメント
市内で発生した冠水、陥没事故はどこでも起こり得ることです。突発事故に対応するため、パイプラインの現状を把握する機能診断は必要な措置で、これに基づく機能保全計画の策定を推進することを求めます。


2025/9/29投稿