丹波医療センターが6年度経営状況を発表

損益4億円増 12億7100万円の赤字に
県立丹波医療センターはこのほど、令和6年度の経営状況を発表しました。医療業務による収益は前年度比で増加しましたが、人件費や高額な医薬品の増加などで経常費用がかさみ、損益が前年度比で約4億円悪化して12億7100万円の赤字になりました。
同センターで令和6年度に受け入れた入院患者数は10万4311人で、前年度と比べて4352人増加しました。外来患者は延べ13万5242人で前年度比3362人増となり、1日あたりの患者数は557人となっています。しかし医業にかかるコスト(経常費用)は収益を上回って赤字状態が続いており、6年度も物価高騰などで多くの経費が微増している状況です。今後、救急を含めたさらなる患者の受け入れに努め、地域医療との連携強化や診療材料の節減に取り組んで健全運営をめざしていかねばなりません。

県内全域の病院事業(13病院)も同様で、患者数や診療単価が増加している一方、コストの増加をまかなうだけの収益が確保されず令和6年度は約133億円の純損失を出し、厳しい経営状況を余儀なくされています。次の診療報酬改定に向け、県は物価や賃金の急激な上昇に対応する十分な診療報酬の確保を国に要望していく方針です。
2025/10/1投稿


